雪で倒壊した木造トタン小屋をDIY撤去|物置2棟を自力で片付けた費用と作業記録
北海道の田舎で、事業用の物置と駐車場として使うために、古い家付きの土地を購入しました。
敷地は約150坪ほど。
価格はかなり安かったのですが、その理由の一つが かなり古い建物と潰れた小屋 でした。
敷地には
- 古いボロ家
- 両サイドに雪で倒壊した小屋が2棟(倒壊してから何年も放置されていた様子。)
が残っている状態。
この潰れた小屋をそのままにしておくと危ないのと見た目が酷すぎるので、事業の忙しい時期が終わり手が空いたので夫と二人で自力解体することにしました。
自力解体撤去の準備
今回は業者には頼まず、すべて自力で解体しました。
まずは作業の準備から。
車両はレンタルせず、所有している軽トラとハイエースを使って作業しました。

道具は、自宅にあったものとホームセンターで購入したものを使用。
おおまかに用意したものはこちらです。
- ヤッケ(作業着)
- 釘が刺さらない安全靴
- 作業用手袋
- トンパック(大きな回収袋)
- 業務用ゴミ袋(80〜120リットルほど)
- バール
- 丸ノコ
- ハンマー
- ハサミ
特に安全靴は必須でした。
古い建物なので釘が飛び出している場所も多く、普通の靴だとかなり危険です。
さらに面白かったのが、小屋の中から出てきた農作業用の土ならし道具(ジョレン)。

これが意外と便利で、
床に散らばったゴミや木くずをかき出すのに地味に活躍してくれました。
古い小屋の解体は、専用工具がなくても、
あるもので工夫しながら進められる部分も多いと感じました。
今回は重機などは使わず、すべて手作業で解体・撤去を進めました。
雪で倒壊した木造トタン小屋の状態


小屋は 木造+トタン屋根の昔ながらの物置。
大きさは10坪程の物置が2つ
長年使われていなかったようで、
- 雪の重みで屋根が潰れている
- 壁も全て倒壊、ぺっしゃんこ
- 中には古い道具やゴミが大量
という状態でした。
廃棄物処理場に事前相談
解体する前に、地元の廃棄物処理場へ相談に行きました。
事情を説明し、
- 持ち込み可能なもの
- 分別方法
- 廃棄ルール
を確認。
結果、以下のように分別することになりました。
分別したもの
- 木材
- 廃プラスチック
- ガラス
- 陶器
- 発泡スチロール
これらは 処理場へ直接持ち込み。
金属は鉄屑業者へ
小屋の屋根や一部の材料は トタンや金属だったため、
鉄類は 鉄屑業者が引き取りにきたり、持ち込みました。
こういった金属は、地域によっては 買取や無料引き取りをしてもらえることもあります。
その他のゴミ
その他の
- 燃えないゴミ
- 分別が難しいもの
については、地元の回収業者に引き取ってもらいました。
小屋の解体作業
廃棄物の分別方法を理解し、いよいよ解体作業。

基本的には
- 屋根トタンを外す
- 大きめの木材をばらす
- 木材は軽トラに積み込めるサイズにカット
- 木材を軽トラに積み込み廃棄物処理場へ(1日3往復程)
- 小屋の中身の物を出して分別
- 分別した物を軽トラに積み込み廃棄物処理場へ(1日3往復程)
という流れで自身の仕事と子育ての傍、1ヶ月半かけて作業を行っていました。
いざ作業を始めると、中にはさまざまな物が混ざっていました。
そこでまずは中身をすべて出すというより、上から順番に解体しながら分別していく方法で進めました。
- 大きな木材
- プラスチック類
- 鉄や金属
などを大まかに分けながら、手作業で少しずつ解体していきます。
釘で固定されている部分は、バールを使って外しながら解体。
かなりの年月が経っている小屋だったため、
木材が腐りかけている部分も多く、手で力を入れるとバキッと折れてしまうものもありました。
そのため、意外と手作業でも解体できる部分が多く、
バールでこじったり、折れる木材はそのまま外しながら進めていきました。
とはいえ、木材同士がやトタンが釘でしっかり固定されている部分も多く、
バールでこじりながら外していく地道な作業の繰り返し。
最初はかなりゴチャゴチャしていましたが、
分別しながら解体していくことで、少しずつ片付いていきました。
想像以上に時間がかかった
夫婦二人で作業しましたが、
こういう作業も、思った以上に時間がかかります。
特に大変だったのは
- ゴミの分別
- 廃棄物の積み込み
- 処分場への往復
でした。
小屋を2棟撤去して更地に


作業を進め、最終的に両サイドにあった小屋2棟をすべて撤去しました。
ゴミや木材などもすべて分別して処分し、
敷地はかなりすっきりした状態に。
最後に、地元の砕石販売業者から砕石をダンプ2台分購入し、
敷地に敷いて全体をならしました。
最初はかなり荒れていた土地でしたが、
小屋がなくなるだけでも敷地の印象は大きく変わります。
今では、事業用の物置スペースや駐車場として使える状態になりました。
田舎では古い小屋や物置がそのまま残っている土地も多いですが、少しずつ手を入れることで敷地は大きく変わります。今回の解体も大変でしたが、自分たちでやりきった達成感はかなり大きかったです。
実際にかかった費用

今回、小屋2棟を自力で解体し、ゴミの分別・廃棄まで行いました。
大きな重機などは使わず、夫婦2人で手作業で行っています。
今回かかった主な費用はこちらです。
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 消耗品(ヤッケ・安全靴・手袋・トンパック、工具、ゴミ袋など) | 約60,000円 |
| 廃棄物処理場への持ち込み費用 | 約200,000円 |
| 燃えないゴミ回収(業者) | 約35,000円 |
| ガソリン代 | 約100,000円 |
| 砕石(運搬代込み) | 約48,000円 |
※軽トラ・ハイエース・工具(バール、丸ノコなど)は自宅にあるものを使用しました。
合計
約443,000円ほどでした。
業者に頼むといくら?

実は今回、解体する前に業者にも見積もりをお願いしていました。
ただ、小屋の中には大量の物やゴミや廃プラスチックが残っている状態。
業者の方によると、こうした場合は分別作業にかなり時間がかかるため費用が高くなるそうです。
実際に見積もってもらったところ、
10坪ほどの小屋が2棟で、約150万〜200万円ほどという金額でした。
もちろん、建物の大きさや地域、廃棄物の量などによって費用は変わりますが、
今回のような倒壊した木造トタン小屋でも、解体+廃棄まで業者に依頼するとかなりの費用がかかることもあるようです。
今回は自分たちで分別しながら解体を進めたため、
費用を大きく抑えることができました。
解体にかかった日数

今回の小屋解体は、約1ヶ月半の期間で行いました。
ただし毎日作業していたわけではなく、
事業の忙しい時期が落ち着いたタイミングで進めています。
また、子どもが休みの日は作業もお休みにしていました。
実際の作業日数としては、
- 約25日間:解体作業・積み込み・廃棄物処理場への運搬
- 約3日間:砕石を敷いてならす仕上げ作業
という流れです。
解体自体よりも、
分別・積み込み・処理場への往復に時間がかかりました。
夫と二人での手作業だったため、時間はかかりましたが、
その分少しずつ敷地がきれいになっていくのが実感できる作業でもありました。
まとめ(自力解体して思ったこと)
やってみて思ったのは、
- 想像以上に時間と体力を使う
- ゴミの分別が大変
- 処理場への往復も意外と手間
ということ。
ただ、小屋がなくなり敷地がすっきりすると
達成感はかなり大きいです。
田舎では古い小屋や物置が残っている土地も多いので、
同じように解体を考えている方の参考になれば嬉しいです。



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